KSネット俳句会

177回   
                                                               
                             
令和3年1月6日   
        
                                        
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     自由雲
ウイーンからワルツ届きて年新た
凍み大根裏山に干す会津人
七福神どこもかしこも休眠中
カルタ取り近江神宮賑はいて
年新た今年の抱負でびら酒
 ?でびらとは瀬戸内海の干カレイ      藤遊子
山影に初日の気配湯を沸かす
水仙の茎伸び春に気付かされ
初御籤身の程なりの吉を引き
初漁や神酒吹きかけて舫解く
初日待つ闇に波音遠く聞き      えぼし
北風や津軽の男「どさ」に「ゆさ」
ソーシャルの列粛々と初詣
山眠る街に緊急事態令
ウイルス禍鈴も鳴らない初詣
元日の永きや孫の姦しく      かつら
楪や子供に残す一句集
裏戸より人来る気配日脚伸ぶ
風上へ人のまはりぬ焚火の輪
おばしまに白鳩迎ふ初社
帰らぬと子よりのメール大晦日
          しかの
食べかけの羊羹卓に昼の火事
火事跡の油浮きたる水溜り
清楚とは言へぬ人ゐて室の花
人近く鳶が笛吹き山眠る
棟梁の消す極月の普請の灯
      三葉子
眠れずに明けの白梅下に立つ
寒いはね寒すぎるよね街を行く
寒つよし始発バス待つ列に立つ
寒の朝汗ばむほどに歩みけり
風音の過ぎて全村寒の底
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